ナチュラル志向なら石鹸の原料としてすぐピンときますね。
でもナチュラルだからといって原材料について知らないと
環境破壊に拍車をかけてしまうことも知っておきたい
パーム油は食品でもカップめんやフライドポテト、マーガリンやマヨネーズなどに使われています。
そのパーム油はパームヤシ(アブラヤシ)の果実から搾油されています。
大豆油よりもたくさん使われているそうです。
その原料のパームヤシの主要産地はボルネオ島
マレーシアにあるボルネオ島では
大規模なパーム農園が次々とつくられ
原生林の20%がパーム農園になっています。
貴重な熱帯雨林が伐採されて野生動物が危機にさらされている事実があります。
ボルネオ島にいる野生のオランウータンやテングザル、ボルネオゾウが
IUCN(国際自然保護連合)の絶滅危惧種に指定されているそうです。
パーム油と野生生物の保全の両立を考え
「RSPO認証制度」がはじまったそうです。現在はレベルの異なる4種の認証方式が導入されていて
環境や生物多様性を守るパーム油生産の基準を満たしているパーム農園に与えられます。
不二製油やサラヤなどの日本のメーカーもどの認証パーム油を製品に使用するか検討していて
「RSPO認証」が商品に認証マークとして表示されることになるそうです。
サラヤのヤシノミ洗剤では売上の1%をボルネオ保全トラストに使っています。
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Q1.ボルネオ島はどこにありますか?
東南アジア
Q2.ボルネオ島は世界で何番目に大きい島でしょう。
3番目
Q3.世界でもっとも多く生産されている油は何でしょう?
パーム油
Q4.パーム油の約90%は何に使われているでしょう?
食品
Q5.ボルネオ島に生息し、絶滅危惧種に指定されている動物は?
オランウータン
ナチュラル、オーガニックの商品に安易に飛びつかずに
環境面も考慮した上で使っていきたいですね