石鹸(石けん)は油脂とアルカリ性を混ぜて反応させて作ります。
アルカリ性の苛性ソーダ、苛性カリを使って石鹸は作られています。
石鹸(石けん)の正式名称は「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」
合成洗剤はその他のなんだか難しいカタカナが並んでいます。
<石鹸(石けん)の作り方>
・中和法
油脂から蒸留した脂肪酸に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を加えて撹拌する。
・鹸化法(けんかほう)
油脂に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を加えて反応させる
鹸化法は2%程度のグリセリンにもなり天然の保湿剤が含まれている。
<表示>
家庭用品品質表示法では「洗濯用」「台所用」の場合、
合成洗剤か石けんのどちらかの表示があります。
化粧品の分類である薬事法のシャンプー、化粧石鹸、歯磨き粉などは
合成洗剤と石鹸の区別は表示がない代わりに
成分表示の成分に「石けん素地」とあれば石鹸(石けん)です。
<合成洗剤とは?>
戦争中に油脂がなくなり石油で石鹸(石けん)を作り始めたのが合成洗剤です。合成洗剤は合成界面活性剤です。
<石鹸(石けん)でよく聞く名前>
・化粧石けん 洗顔石けん、浴用石けん
・無添加石けん 香料などの添加物が入っていない石けん
・純石けん 無添加石けんで粉石けんは石けん成分が94%以上
固形石けんは石けん成分が95%以上
ちなみに残りの5〜6%は石けんを作る時にできるグリセリンの残りなどで、けっして悪いものではありません。
また純石けんでなくても石けん分60%などの表示の場合の
残りの40%はアルカリ助剤の炭酸塩で泡立ちをよくするための助剤です。
つまり石鹸(石けん)は無添加や純石けんでなくても良質の石鹸がいっぱいあるので間違えないように。
<液体石けん>
液体石けんの表示には純石けん分30%など記載されています。
残り70%は水。純石けんを水に溶かしているからです。
泡立ちをよくするための助剤である炭酸塩などをたくさん加えてしまうと
ゲル化してしまうのでほとんど入っていません。
だから泡立ちはあまりよくありません。
液体石けんはハンドソープ、シャンプー、洗顔に向いています。
<石鹸(石けん)のメーカー>
・太陽油脂
おすすめ通販
太陽油脂 パックスナチュロンの通販ならサテンラボ
太陽油脂製品を他の日用品と買う ケンコーコム
・玉の肌石鹸
【TAMANOHADA(タマノハダ)】ボディを洗うボディ用石けん数量限定、在庫がなくなり次第終了*... |
他にも
・エスケー石鹸
・ハイネリー
・地の塩
・まるは油脂化学
・松山油脂
・ボーソー油脂
・せっけんの街(特定非営利活動法人)
・東北石鹸佐藤工場
・ぺカルト化成
・自然丸
・白井油脂工業
・暁石鹸