アロマの精油を作る際に出来る芳香蒸留水は
フローラルウォーターと呼ばれ
手作り化粧水の基剤にもなります。
手作りの化粧水を精製水で作っている方にも
フローラルウォーターは
試してみる価値がありそうです。
精油は水蒸気蒸留法といって水蒸気で蒸して抽出する方法があり
蒸気を冷却して液化した際に上部が精油となり
下部が芳香蒸留水(
フローラルウォーター)となります。
水蒸気蒸留法はもっともポピュラーな抽出方法で
ラベンダーやカモミールなどの精油を作るので水蒸気蒸留法の植物が
フローラルウォーターとなっています。
ハーブウォーターとも呼びます。
芳香蒸留水(
フローラルウォーター)は
蒸留水とともに水溶性の成分や微量の精油が溶け込んでいます。
精油の原液と比べると約30倍に薄めているのと同じになり
アルコールや添加物を一切含まないので
芳香成分が微量で精油より刺激が少なく、穏やかに身体や心に作用します。
エッセンシャルオイル(精油)にはない効能や香りがあるのも見逃せません。
精油より安価で薄めずに使えるので利用する人が多くなってきています。
そのままスキンケアローション(化粧水)として使用するのはもちろん
手作り化粧水に利用するのをおすすめします。
フローラルウォーターも精油と同じくブレンドしてもOK
ルームスプレーや洗濯ものなど家事にもおすすめです。
フローラルウォーターはブランドやメーカーによって
香りが違うのでお気に入りを見つけるといいですね。
*防腐剤や安定剤なども含まれていないのでフローラルウォーターは冷蔵庫で保存しましょう。
ハーブウォーターの通販の種類が豊富な
らくらくエコショップ ハーブウォーターは
めずらしいフローラルウォーター・ハーブウォーターが30種類以上見つかります
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フローラルウォーターの種類と特徴>
ラベンダーすべての肌質向きで再生を促す作用があります。
肌へのなじみがよく
クールダウンやリラックス効果があり、皮脂・ニキビや日焼け・ほてりの肌に効果的。
眠れない夜に枕にスプレーしたり
生理痛や筋肉痛に湿布も。
ローズオットーアンチエイジング効果があり、すべての肌質向き。湿布で目の下のたるみやTゾーンのてかりにも効果的。
ローマンカモミール乾燥肌向き。鎮静作用があり肌荒れの改善に効果的。メイクのふき取りにも!
ネロリ(オレンジフラワー)ブライトニングやアンチエイジング効果があり、くすみやたるみなど衰えた肌に。
セントジョンズワート乾燥肌向き。
ローズ収れん作用もありすべての肌質向き。
ローズウォーターはブルガリアの
フローラルウォーターがおすすめ。
ブルガリアには、ローズウォーターについても厳しい品質規格があり
ウォーターに含まれる精油成分の量が定められていて
ローズオイルの蒸留とローズウォーターの蒸留は別々に行います。
ローズウォーターだけを抽出するためにバラの花を蒸留器に入れて稼動させるのです。
ブルガリアのローズウォーターが他のどの国のものより薫り高いそうです。
| | こちらは最高級のブルガリア産オーガニックローズウォーターです。 |
ハマメリス別名「ウィッチヘーゼル」
強い収れん作用なので脂性肌(オイリースキン)におすすめ。
抗酸化作用が強くアンチエイジングにも。
男性のアフターシェイブローションや日焼け後のお手入れ。
男性的なハーブ調の香りが苦手なら他のフローラルウォーターとブレンドしましょう。
目の上のコットンパックはすっきりします。
必ず冷蔵庫で保存。
ミントローズなどの他のフローラルウォーターとブレンドしてふき取り化粧水は
更年期障害のほてりやPMSにおすすめ。
ルームスプレーにも使用すると集中力を高めたり、胃痛、頭痛を和らげてくれます。
ローズマリー男性向きですが、頭皮マッサージにおすすめ。くすんだ肌にも効果的。
ユーカリスキンケアには不向き。
手作りの虫除けスプレーや
咳などの喉、鼻づまりの際にうがいする使い方も。
リンデンソフトな甘さのあるさっぱりとした使い心地でオールスキンに使えます。
頭痛の際にこめかみに湿布する使い方も。
レモンバーベナレモンの香りがふんわり残る癖のない優しいマイルドな香り。
収れん作用があるので脂性肌(オイリースキン)におすすめ。
殺菌力も強くうがいにも利用できます。
ゼラニウムオールスキン向け。
フローラル調の香りでローズやカモミールなどとの相性がいい。
posted by bonne at 00:41|
フローラルウォーター(芳香蒸留水)
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